H30予備試験を受験しての雑感①(短答編)
短答と論文に分けて書きます。短答の前に引っ越しと仕事の繁忙期が重なる等バタバタしておったのですが、個人の個別事情は個別事情なので、できる限りのことはやって臨みました。
・短答編
1.事前準備
従前に辰巳の肢別本を一通り目を通してはいたのですが、3月くらいから最終チェックとして通勤時間を使ってすべての問題を解きなおしました。それと同時並行で各科目の基本書を読み直して、自分の理解を再確認していました。1週間前には感触を掴むために5年分の過去問を時間を計って解きました。
2.試験当日
短答については時間が足りないということはなかったので、特段気になることはありませんでした。一般教養科目は英語を全部解いて残りはセンター試験のときの知識で解けそうなものを解きました。理系科目でも2~3問は解けそうなのがあったので選択しました。
3.結果
憲法26、行政21、民法18、商法23、民訴23、刑法26、刑訴25、教養42のトータル204点で99位通過でした。自分としては予想外に良い結果で、苦手意識があった民法は少し実力不足ですが、その他の科目はすべて70%以上の得点率で、初受験の結果としては申し分ない結果です(自分で言うな)。
4.雑感
短答については自分の勉強方法が正しかったと思いました。とりあえず一問一答方式で問題を解いて個別論点についての知識をつけるのと、それだけだと知識が有機的に結びつかないので基本書を通読することで全体の中に知識を位置づけなおすのとの両輪です。
ただ、論文の勉強をほとんどやっていなかったので、ここまで手厚く短答を勉強をするなら論文の勉強に早々にシフトしておくべきでした。ちょっとピークの持っていきかたを間違えたような気がします(実際、ちょっと燃え尽き気味だった)。